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結婚相談所にはどんな男性が集まるのか
その特徴やパターンをある程度分類してみました
結婚相談所というのは、男女ともに「いい相手と結婚する」ために入会するところです。
しかし、女性の側からすると、必ずしもいい男性ばかりが集まっているとは限りません。
実際に入会してみたり、マッチングを体験してみたりすると分かりますが、一般的な結婚相談所に参加する男性の特徴は、一定のパターンに分類されます。
今回は、年齢や年収などに特化した結婚相談所を除いた、広く一般的な会員を募集している結婚相談所につき、会員男性の特徴・パターンをまとめてみました。
素敵な出会いを求めている男性
まずは、結婚相談所に入会する層としては最も一般的な、素敵な女性との出会いを求める男性についてお伝えします。
立場こそ色々ですが、それ相応に結婚に対する危機感や期待を感じつつ結婚相談所に加入した、ごくごく一般的な部類に入る男性を分類しています。
基本的には真剣に出会いを探してる
会社員で、一般的な年収・容姿の人が結婚相談所に加入する場合、比較的結婚に対する本気度は高めと考えて良いでしょう。
また、交際経験がある人も珍しくなく、軽い気持ちで入会したとしても、出会う相手とは結婚を想定した形で考えているはずです。
多くの結婚相談所では、身元を確認できる書類や独身証明書など、必要書類の提出があります。
よって、結婚詐欺や割り切りの恋愛目的で利用するにはリスクが高いため、ストレートに意思表示を進めて交際を始められます。
ここで心配になるのが、いわゆる「恋の駆け引き」のようなやり取りがあるのかどうかですが、男女ともに利害が一致している以上、そういったことを気にする必要はありません。
最終的なゴールは結婚なのであって、お互いに無駄な交渉をする暇がないのは同じですから、その点でも合コンなどとは圧倒的に目的が違います。
かつては、交際相手を見つける方法として主流だった合コンは、次第に市民権を失いつつあります。
2015年・リクルートブライダル総研の調査結果によると、交際相手と合コンで出会った人の割合は6.6%となっており、もはや結婚相手を選ぶ選択肢としては魅力を感じられない手法になっていると分かります。
男女ともに真剣な出会いを探す場所。
それが、結婚相談所という認識で問題ないでしょう。
ただ彼女が欲しい層は結婚相談所を使わない傾向にある
補足情報としてお伝えすると、単純に交際相手(彼女)が欲しい男性は、結婚相談所に頼ることを考えません。
マッチングアプリで効率よく相手を探したり、婚活パーティーや合コンなどでライトな出会いを見つけることを考えるでしょう。
理由は、婚活パーティーや合コンなどの費用が数千円単位で済ませられるのに対し、結婚相談所は入会金から月会費・成婚料といった「まとまったお金」を準備する必要があるからです。
かなりリスクの高い選択肢を選んでいることになりますから、男性の側も、失敗はしたくない・できるだけ早く相手を見つけたいと考えているはずです。
逆に言えば、結婚相談所に登録している時点で、その男性はある程度信用できるものと考えられます。
おそらく、結婚のネックになる部分は、性格や収入など別の要因がほとんどであり、基本的な属性は悪くないと考えてよいでしょう。
条件面では個人差がある
男性側が女性に望む条件としては、男性それぞれで個人差があります。
多くの場合はフィーリング・性格といった部分を主体として考えますが、一定の年齢以下の女性を男性は求めます。
具体的な許容年齢は男性によって違うものの、その他の条件が同じなら、男性は20代後半~30代前半の女性を選ぶ傾向にあります。
残酷なようですが、結婚の先に出産を考えたとき、高齢出産のリスクを考えてしまうのです。
もちろん、結婚する目的が子どもでない男性も多いですし、連れ子での結婚を希望している男性もいます。
また、女性の側が連れ子だったとしたら、それを条件に結婚してくれる男性もいるはずです。
一概には言えないものの、初婚同士であれば年齢が一つの基準になりますから、事前に想定しておきたいファクターです。
仕事が忙しく、とにかく結婚を決めたい男性
続いては、20~30代のうちは仕事一筋で、結婚に至るような交際ができなかった男性が入会しているケースです。
基本的には真面目な人のはずですが、女性との交際という点では経験値が少なく、何とかして結婚相手を探そうと頑張っている人を見かけます。
法人が結婚相談所と提携しているケースもあり、せっかくハイスペックなのに結婚できない男性の、いわば救済措置として用意されているところもあるようです。
仕事に集中するあまり、出会いをおろそかにしてきた
仕事が忙しく結婚できなかった男性の中には、年収・条件の面で非常に魅力的な要素を備えている人も少なくありません。
ハイスペックな男性のみを集めた結婚相談所には入会できなかったとしても、一般的な結婚相談所において好条件という男性は、往々にして存在するものです。
女性側の注意点としては、スペックはともかくとして、そういう相手があなたに対してどれだけ時間をかけられるのかを考えた方が、成功率は高くなります。
せっかく連絡しても、週末のほんの少しの時間しか、連絡を取ることが難しいかもしれないからです。
外資系企業・商社勤務などの男性であれば、海外への出張なども珍しくないでしょう。
せっかくメールをしても、1週間連絡が取れない可能性があることを想定し、極力短時間で頻繁に行うなどの工夫が必要です。
デートする場合も、例えば彼氏のランチの時間を利用したり、早い段階で自宅への訪問ができる関係を構築したりと、一般的な交際とは違う時間軸でスケジュールを立てる必要があります。
恋愛経験がない男性もいる
仕事ができる・仕事熱心だからといって、必ずしも男女交際において経験値が高い男性ばかりとは限りません。
そもそも、交際能力が高い男性であれば、結婚相談所に頼る必要がないからです。
そういった男性の中にも、お互いにとって無理のないペースで交際を進めようと考える人はいますが、中には女性側のペースを汲むことに慣れていない男性もいます。
どうやって女性と交際すればよいのかが分からない、実際に交際することを決めてから結婚するまでの流れがつかめないなど、自分で結婚への道を作っていくこと自体できないという人も珍しくありません。
もっとも、それは男女問わず同様の傾向があり、お付き合いに慣れていない者同士では、関係の進展に時間がかかります。
カウンセラーや仲人がいる場合は、お互いに相談しながら関係を築くこともできますが、主に自力でやり取りをするタイプの結婚相談所では、男性側の本当の気持ちが読み取れず、やきもきしてしまう場面に遭遇するかもしれません。
どちらかというと効率重視の傾向
とはいえ、結婚相談所に集まる男性というのは、ほとんどの場合ゴールが決まっています。
会員の目的は「結婚」であり、それを目的として婚活を行っているのですから、男性側に合わせて行動するなら「効率重視」を意識するとよいのかもしれません。
恋愛からの結婚は、ロマンチックではあるかもしれませんが、結婚に至る道程は峠道のように曲がりくねっています。
お互いを好きになってから、意見の相違・価値観の違いによるケンカを経て、それぞれの感情・考え方をすり合わせた後に、しっかり納得できてからようやく結婚に至ります。
これに対して、結婚相談所を介した結婚は、結婚を前提としたお付き合いということもあり、男女ともに相手をシビアに見ます。
恋愛をしている過程で自然と行われる「恋から愛を育む」段階が短いため、自然と結婚までの流れがスムーズになります。
「恋愛は後回しでいいから早く結婚したい」と考える女性にとっては、仕事が忙しい男性と交際するのは、合理的な判断と言えそうです。
男性の側も、女性同様に結婚相手をとにかく早く探したいと考えていれば、とんとん拍子に話が進むはずです。
結婚を考えているが、色々事情がある男性
ここまでは、比較的結婚までのハードルが低いであろう男性のパターンについてご紹介してきました。
ここからは、結婚は前向きに考えているものの、どちらかというと敬遠されがちな事情を抱えた男性のパターンについてご紹介します。
バツイチの男性
バツイチの男性は、過去に結婚生活を経験しているため、その点が交際するアドバンテージになるでしょう。
一度結婚というゴールにたどり着いているため、女性の扱いがうまかったり、相対的に見てコミュニケーション能力が高めだったりと、一見する限り評価点が多いという特徴があります。
しかし、女性としては、どうして離婚したのか理由を知りたいところです。
それは、結婚後の生活に、別れた奥さんの存在が関係してくるからです。
場合によっては、子どもとの関係性も問われることでしょう。
まず、離婚した理由が致命的なものかどうか、確認が必要な場合があります。
多額の借金を清算した過去があったり、男性側の不倫による離婚であったり、暴力やモラハラなどの問題があったりした場合は、男性側の性格の改善にはよほどの覚悟が必要です。
結婚相談所に入会する段階では、込み入った事情まではなかなか探れない部分も少なくないため、相手側が素直に過去のことを反省しているかどうか、会話の中から探る努力が必要です。
離婚の理由を誠実に話してくれるのか、別れた奥さんのことを悪く言っていないか、別れた奥さんと連絡を取っているのかなど、交際を進めるにつれてしっかり確認しておかなければなりません。
また、子どもがいる場合は、養育費を支払っているか、面会の頻度はどうか(あるいは連れ子かどうか)など、確認する事項が増えます。
面倒ではありますが、人当たりがよいからといってすぐに結論を出すのは注意が必要です。
婚活が思いのほか長引いている男性
結婚相談所側や個人の側だけに責任がある問題とも言い切れないのですが、婚活が長引く「売れ残り」状態になっている男性も、結婚相談所には残念ながら一定数存在しています。
男性が持つ魅力というものは、必ずしも異性に好かれるものだけとは限りませんが、それでも一生を共にする男性を選ぶなら「自分が納得した人を選びたい」と、多くの女性が思うはずです。
婚活が長引く理由は男性によりけりですが、やはり年齢が高くなると、いくら収入があっても「おじさん」扱いされてしまう部分は否めません。
また、女性との話し方に問題がなかったとしても、総じて無難なキャラクターの男性であれば、結果として女性の心に残らなかったというケースもあります。
男性を選ぶ女性の側からすると、一見して魅力を感じない男性であっても、話していくうちに誠実さや面白い部分が見えてくることもあります。
自分が相手に異性としての強い魅力を求めていないなら、安全パイの一つと考えてもよいでしょう。
家族の都合や転勤族などの事情
男性自身に問題はなくても、男性の周辺や勤務環境に特殊な事情があるケースもあります。
同居する家族の介護が必要な場合や、数年ごとに転勤が定められる公務員などが該当します。
あるいは、夜勤が多い職場ということも考えられます。
現在日勤の仕事に就いている人にとっては、交際の段階で時間を作りにくくなりますし、結婚してからも自分の自由が奪われる可能性があります。
全て納得済みで結婚できるならよいのですが、価値観のすり合わせは必要になってくるでしょう。
ただ、女性の側も似たような悩みを持っている場合は、意気投合できる可能性は高まります。
看護師と警察官のカップルなど、勤務時間帯が不規則だからこそお互いの気持ちがよく分かるケースも、往々にして存在します。
結婚相談所のネットワークを使えば、似たような境遇の男性を探すことが難しくないため、ある意味好都合かもしれません。
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