種類がたくさんある婚活パーティー。
どの種類を選ぶ?自分にあったパーティーの見つけ方

婚活では、とにかく出会いを増やすことが大切です。
婚活相談所でもそれを理解していて、男女が出会う場を様々な形でプロデュースしています。

現代では、数多くの婚活パーティーが企画され、その中で多くのカップルが生まれています。
しかし、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの精神では、なかなか意中の相手を見つけることは難しいでしょう。

そこで重要になってくるのが、自分の良さをアピールしやすい婚活パーティーの選び方です。

一口に婚活パーティーと言っても、いくつかの種類に分かれています。
今回は、各参加者の個性に合った、婚活パーティーの選び方についてご紹介します。

婚活パーティーは、大別すると3種類に分けられる

婚活パーティーを種類ごとに大別した場合、大きく分けて3種類に分かれます。
まずはそれぞれの特徴をつかみ、自分はその中でどのように立ち振る舞えるのか、イメージしてみましょう。

お見合い・合コンスタイル

スタンダードな婚活パーティーは、個室でお見合いができるもの・合コン形式で出会えるものがあります。
どちらも異性との会話が主体となるため、異性と話すことにそれほど抵抗を感じない人向けの婚活パーティーと言えます。

個室でお見合いをするタイプでは、少人数の男女を集めて、一人ずつゆっくり話ができる仕組みになっています。
スタンダードな流れとしては、1対1でそれぞれの相手に自己紹介を5分程度で行い、気が合った人に対してアピールをかけるというものが主流です。

間に休憩をはさみつつ、何度かトークタイムを設け、最終的にカップリングが行われます。
合コン形式では、パーティーの最初にスタッフが自己紹介タイムの合図を出し、その後は参加者同士で席替えなども含めて自由に話ができるケースが多く見られます。

また、途中で1対1でお酒が飲める「サシのみ合コン」というスタイルのものもあります。
一般的な合コンの流れに加え、参加者が個別に話ができる雰囲気作りが人気です。

趣味コンスタイル

趣味をベースに婚活するのが「趣味コン」と呼ばれる婚活パーティーです。
趣味ごとに構成されるため、パーティーの種類も豊富です。

メジャーな趣味としては、料理が好きな人同士が集まる料理コン、犬や猫が好きな人同士が集まる動物コン、アニメが好きな人同士が集まるアニメコンなど、趣味の数だけパーティーが開かれています。

変わったところでは、お酒が好きな人同士が集まる日本酒コンや、水族館をグループで回る水族館コンなどがあります。
参加条件が趣味に限定されているパーティーが多いため、自然体で婚活に臨みたいと考えている人にとっては、参加しやすいパーティーと言えるかもしれません。

ツアースタイル

数はそれほど多くありませんが、申し込みは一人で行い、男女がグループになって旅行できるタイプの婚活パーティーです。
鎌倉のような、観光地として有名な場所でお参りをしたり、豪華ホテルランチを楽しんだりして、グループデートをしながらお互いの交流を深めていきます。

バスの中では自己紹介や席替えが行われ、連絡先を交換します。
地方の陶器市など、好きな人以外は普段なかなか行かないような場所にも足を運べるため、単純に旅行好きな人はもちろん、珍しい経験をしてみたいという人にも人気です。

参加者の年齢は比較的高めに設定されているため、落ち着いた付き合いをしたい、大人向けの婚活パーティーと言えるでしょう。

婚活パーティー・種類ごとのメリット・デメリット

婚活パーティーには、いくつかの種類があると分かりました。
問題は、その中で「自分に合っている」ものは何なのか、ということです。

自分に合った形式を知らずにパーティーに参加していても、ただただお金が出ていくだけで、結果につながらないことが多いものです。
悪い結果が積み重なれば、その分婚活に対する情熱も失われていきます。

各婚活パーティーの特徴をつかみ、自分に合ったスタイルを見つけることが、婚活を成功させるための第一歩と言えるでしょう。

お見合い・合コンスタイルは、人と話すことが得意な人なら有利だが、1対1が苦手な人には厳しい

お見合い・合コンスタイルの婚活パーティーは、一定以上のコミュニケーション能力がないと通用しません。
その理由は、パーティーの「自由度の高さ」にあります。

婚活に参加する男女は、一般的な合コンと違い、基本的には初対面です。
その環境の中で、役割分担が自然に決まっていくわけですが、常にスタッフが側にいるとは限りません。

言い換えれば「スタッフがいない環境でもスムーズに進行を務めること」が、全ての参加者に求められているのです。
進行役に徹した結果、相手からのアプローチが得られたというケースが考えられる反面、場の空気に馴染めず、まったく相手にされないというリスクもあります。

参加者の会話スキルがハッキリ示される場として、婚活パーティーが機能するのです。
それでは、1対1で話す時間があれば有利なのかと言えば、必ずしも有利に働くとは限りません。

グループで話すよりも、1対1の方が気兼ねなく話せると考える人は少なくありませんが、かえって緊張して頭から話すテーマが次々に飛んで、そのまま特段会話らしい会話が続かずに終わってしまうことも十分考えられます。

糸口らしい糸口がない状態からコミュニケーションを成立させるには、グループであれ1対1であれ、一定の経験と技術が求められるのです。
そのため、営業職・販売職として働いているなど、人と話すことに抵抗がない人であれば、チャンスは十二分にある環境と言えるでしょう。

また、このような婚活パーティーでは、参加者に求める条件を厳密に決めているケースが多いです。
年収や容姿・職業などが細かく決まっていて、参加するハードルを運営側が上げているものも珍しくありません。

そのような婚活パーティーに参加した場合、参加者が異性に対して過剰に期待するケースもありますから、注意が必要です。

趣味コンスタイルは、関係性を深められる反面、ただの友達感覚で終わる可能性もある

多趣味という言葉があるように、趣味の世界は幅広く、奥深いものです。
そのため、仲の良い夫婦であっても、趣味が完全に一致することは珍しいのが一般的です。

そんな個々人の「趣味」を仲良くなるための媒介として使う趣味コンでは、うまく相手とハマれば飛躍的に関係性を進展できる反面、参加者の目的がブレてしまうリスクがあります。
具体的には、結婚がゴールとならず、ただの友達・恋人関係にとどまってしまうケースが想定されます。

動物好きという点で言えば、単純に猫が好きという理由で参加している人もいれば、かつて猫を自分で飼っていて、最期を看取った経験のある人もいます。
猫好きという立場で言えば会話のネタは尽きないかもしれませんが、二人の間には大きな経験の差が生じます。

猫を飼ったことがある人・現在飼っている人なら、おそらく結婚してからも猫を飼い続けるため、単なる猫好きのレベルでは補えない経験の差があります。
その差を交際する中で埋められなければ、関係性の進展は難しいでしょう。

また、アニメ好きと一口に言っても、ジャンルは実に様々です。
深夜枠で放映されている民放アニメが好きなのか、OVAが発売されているようなコアなタイトルが好きなのかなど、ここでもお互いの「好き」について、ジャンルや熱量の差が生じます。

しっくり「合った」ときは爆発力を伴いますが、お互いの気持ちに差が生じていると、意中の相手にとって「その他大勢」扱いされる可能性があるのです。

ただ、趣味コンは同じ趣味の人同士が集まっている点で、男女共通のメリットがあります。
それは、男女問わず仲良くなった間柄で、グループ交際のような感覚でライトなやり取りを続けられることです。

趣味が合う人同士が特定のサイト上で集まり、そのメンバーで開かれる「オフ会」のような空気ができ、細かな条件に縛られず純粋な気持ちで出会いを楽しめるため、ともすれば婚活「以上」の関係性に発展することもあるのです。

趣味を持っている人は、まずは趣味が合う人を探すスタンスで進めてみると、思いのほか収穫があるかもしれません。

ツアースタイルは、異性と過ごす時間は長いが、費用が高くつく

ツアースタイルの婚活は、一日の大半を旅行に費やします。
異性とバスに相乗りし、ランチを食べ、イベントを楽しみます。

そのため、異性と触れ合える時間がとても長く、会話のチャンスも多いのが特徴です。

しかし、ツアースタイルの婚活パーティーは、1回あたりの参加料金が高くつく傾向にあります。
一般的な婚活パーティーが3,000~6,000円程度の相場だったとすると、ツアースタイルは1回につき13,000円~16,000円という金額がかかります。

よって、ツアースタイルの婚活パーティーに投資できる層は、比較的自分で稼いだお金を自由に使いやすい人が該当します。
そうなると、必然的に年齢層が高めになります。

大人の付き合いをしたいという人には向いていますが、パーティー全体を通して若い世代が軽い気持ちで参加するような空気ではないため、一定の落ち着きが求められます。
また、男性は社交性、女性は若々しさを求められることも多いため、婚活初心者向けではありません。

それを踏まえた上で、参加するかどうかを決めましょう。

タイプ別!婚活パーティーの選び方

婚活パーティーの種類やメリット・デメリットが分かったところで、いよいよ自分がどの婚活パーティーに向いているのかを決めていきましょう。

自分について深く考える中で、短所となる部分が目立ってしまうこともあるかもしれませんが、誰しも得意・不得意はあるものです。
できるだけ自分を正直に採点し、どの婚活パーティーに参加すればうまくいきそうか、しっかりイメージしてみてくださいね。

恋愛経験があり、異性と話すことが苦にならない人は、お見合い・合コンスタイルがオススメ

恋愛経験はあり、異性と話すこと自体はそれほど苦にならないと考えている人は、スタンダードなお見合い・合コンスタイルを選んだ方が、カップル成立につながりやすいです。
というのも、婚活パーティーに参加する人全員が同じ条件を兼ね備えているとは限らず、参加者のメンツによっては恋愛経験があるだけでアドバンテージになることも珍しくないからです。

婚活市場では、本当に基本的なレベルから異性とコミュニケーションを取ることに難のある層が、一定数存在しています。
それは例えば、初めての出会いの場で露出度の高い服を着るとか、会話の中でしつこく生年月日・住んでいるところの話をするなどといった人の存在です。

そのような参加者が多い中では、一般常識に基づいた会話・安定した会話のキャッチボールを心がけるだけでも、周囲の好感度は上昇します。
万一参加してみて、やっぱり自分には敷居が高いかもしれないと感じたら、別の婚活パーティーを選べばよい話です。

婚活パーティー自体に気後れを感じている人は、まずは話のネタにする程度の気持ちで参加してみましょう。
思いのほか、話が合う人を見つけられるかもしれませんよ。

コアな趣味を持っている人や動物好きは、趣味コンスタイルから始めてみよう

人にはなかなか理解されにくいコアな趣味を持っている人や、犬・猫などの動物が好きな人は、条件はともかく趣味が合う人を見つけるところから始めてみましょう。
最初の出会いでは恋愛対象としてピンとこなかった人でも、連絡を取り合う中で特別な感情が芽生えることは珍しくありません。

趣味コンでは、話が弾む人が増えれば増えるほど、何となく和気あいあいとした雰囲気にのまれてしまい、2人だけで話す空気を作りにくい状況が発生するケースもあります。
それはそれで悪いことではないのですが、本来は婚活目的で来たはずなのに、楽しいひとときを過ごすだけで終わってしまうのはもったいありません。

趣味コンは、参加した後が勝負です。
連絡先を確認した後、焦らず着実にやり取りを続ければ、ある日状況が進展するかもしれません。

仮に、正式な交際に発展しなかったとしても、趣味仲間として関係は継続するかもしれません。
また、その趣味仲間つながりで、新しい出会いに発展するかもしれません。

これだけたくさんの可能性が秘められているわけですから、趣味がある人こそ趣味をベースにした婚活を進めてみましょう。

婚活でなかなか自分の良さをアピールできない人は、ツアーで自分を見つめ直してみよう

かつて恋愛がうまくいかなかった経験を持っていたり、婚活を続けていて思うような成果が出ていなかったりする人は、ひょっとしたら相手と分かり合うための時間が足りなかったのかもしれません。

そのような人は、自分を見つめ直す意味も含めて、ツアーに参加するという選択肢も視野に入れてみましょう。

ツアーの内容はどちらかというと大人向けで、中には自分があまり興味をそそられない企画もあるかもしれません。
しかし、毎年恒例の社員旅行のように、何度も行っているから飽きるだろうと思っていても、実際に足を運んでみると結局楽しかったという話はよくあるものです。

異性とほぼ1日中接する機会があることは、婚活パーティーの中では大きなメリットになります。
それだけ異性と話す機会が多いということですし、参加者は旅行ならではの思いもよらないハプニングに遭遇することもあります。

ハプニングに対処する中で、自分が思っても見なかった一面を垣間見ることもあるでしょう。
仮によい出会いが見つからなかったとしても、今後に活かせる経験が必ずあるはずです。

副管理人からのメッセージ

以上、婚活パーティーの主な種類とメリット・デメリット、婚活パーティーの選び方についてご紹介してきました。
それぞれの特徴を理解した上でパーティーに臨めば、結果が出やすくなるのはもちろん、自分の隠れていた特性に気付きやすくなります。

やみくもにパーティーに顔を出すのではなく、自分に合った企画を選ぶのが、成婚を勝ち取る近道です。
自分の年齢・性格・経験・趣味などを総合的に判断して、もっとも気軽に参加できそうな婚活パーティーを見つけてくださいね。

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