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趣味が合うから話も弾みやすい
共通の趣味やテーマでの婚活パーティーの特徴
昔と違い、今では色々な婚活サービスが生まれています。
特に最近で人気が高く満足度も上がってきている1つが、今回紹介する共通の趣味を持った人のみが参加する婚活パーティーになります。
名前だけ見ればどういったイメージができるかは一目瞭然ですし、参加資格などもわかりやすいものになります。
婚活パーティーの中でもジャンルをしっかりと絞った、特定の趣味や好みに理解のある方だけが参加可能なパーティーの特徴やメリット・デメリットを解説してみたいと思います。
共通の趣味参加型パーティーの特徴
よく結婚生活などで、自分の趣味が理解されず苦労しているという方を見る事があります。
人間は誰もが、自分の趣味に理解のあるパートナーと一緒に過ごす方がストレスは圧倒的に少ないです。
ましてや、同じ趣味嗜好であれば、より理解は深まります。
同じイベントに参加する事もできますし、自分だけ趣味を楽しんで…といったやっかみや妬みなども発生しにくくなります。
また、婚活パーティーにおいては、テーマが決まっており、その趣味や好きな人という属性の方のみが集まるため、会話の糸口が掴みやすく、話も盛り上がりやすくなります。
一般的な婚活パーティーのように、自己紹介の後、この人は何が好きで何の話題なら共通の話題として話せるか…といった会話の無駄が発生しにくい特徴があります。
趣味や好みを絞り込んでいるため、小規模でのパーティー開催が多いです。
もちろん内容などによりますが、男女合わせて30名~50名程度でも行われることが一番多いボリュームゾーンではないかと考えられます。
また、共通の趣味というテーマで書いていますが、これも実際には非常に多岐に渡ります。
割と一般的なもので誰もが当てはまりそうなものから、非常にマイナーでニッチな路線のものまで各種あります。
一般的なテーマであればあるほど、割とライトな層が集まりますし、ニッチでマイナー路線のパーティーであればあるほど、かなりコア、いわゆるその層に詳しい方が集まる傾向が強いです。
例えば、下記のようなものが実際に開かれていたりします。
- 料理
- アウトドア(キャンプなど)
- クラッシック音楽
- オタク系の趣味
- 野球
- サッカー
- ゴルフ
- アニメ
- BL趣味
など、プライベートで好みの趣味を持った人同士が集まり、場合によっては非常にマニアックなものでの集まりなどもあり、それぞれのジャンルに特化したものが実際に開催されています。
もちろん、上記のものから細分化されて行われる事もあります。
料理というテーマではなく、もっと細かな料理がテーマであったり、アニメ系なども特定のテーマやジャンルで絞り込んでパーティーが開催される事もあります。
共通の趣味を通じて料理をしたり、会話をしたり、観戦をしたり、音楽を楽しむことで、同じ価値観を持った異性と楽しい時間を過ごすことができるて話しやすく、将来この人と一緒だったらと趣味は我慢しなきゃいけないかといった悩みからは解放されるようになります。
また、街コンやフリースタイルパーティーと比較すると、もう少し本格的に婚活をしようと思っている方が集まりやすいパーティースタイルと言えます。
共通の趣味参加型の婚活パーティーのメリット
このように、自分がその趣味を結婚後も辞めたくなく、理解ある相手を探すにはうってつけのパーティーとも言えます。
そのため、ぴったり当てはまる層には人気を博すジャンルを絞った婚活パーティーになります。
まずはメリットを確認しておきましょう。
趣味が共通という大きな武器が事前に分かっている
やはりまずはこれが挙げられます。
よくネットなどでも結婚後は趣味は我慢といった事を見かけますが、同じ共通の趣味を持っていれば、我慢せず2人で楽しむ事が可能です。
また、共通の趣味が入り口になりますから、そういう前提で出会った後も、結婚後もその趣味は辞めずに続けて行くという事がお互いにわかり、結婚後の2人のライフスタイルをイメージしやすくなります。
会話も趣味の話題を出して話や場を繋ぎやすくなります。
よくある婚活パーティーで共通の話題を見付けられずに、どうてもいい天気などの当たり障りのない話を延々と続けて、時間を無駄にするといった事もあり得ません。
この人にこの趣味を打ち明けて嫌われたり引かれたりしないか…といった悩みを持たなくて良いのは、やはり趣味を重視している人にとっては非常に大きい要素です。
そういった人しか参加しないというのは他の婚活パーティーに無い最大のメリットの1つと言えます。
会話が苦手な人でも話がしやすい
婚活パーティーなどでネックになるのが、会話です。
皮肉な話ですが、会話をしなければ相手の事がわからないにも関わらず、どう会話を繋げていけば良いかわかりにくいといった考えになりやすい傾向があります。
しかし、趣味がテーマであれば、会話が非常にスラスラと続けやすいです。
料理なら料理、アニメならアニメ、アウトドアならアウトドアと好きな事を中心にまず話ができるので、緊張が解けた状態で普通の会話に繋げやすくなります。
一般的な婚活パーティーだと、いきなりコアな趣味の話をすると会話が続かず引かれてしまう恐れがありますが、趣味が共通という土台があれば、そんな事はありません。
自分の好きなことが、相手もそれが好きで、そのテーマで会話をしても引かれずに会話ができるというのは非常に大きなメリットです。
価格も良心的な価格で参加ができる
共通趣味参加型パーティーはそれなりの値段を出せば参加することができます。
男性だと、だいたい5,000~10,000円、女性だと1,000~5,000円くらいで参加する事が可能なパーティーが多いです。
他の婚活イベントに比べれば多少値がはる場合もありますが、それでもそこまで劇的に高いといった事はあまりなく、ジャンルを絞ったためその質が上がる事を考えればそこまで大きな差はないと言えるのではないでしょうか。
本気度も他の婚活パーティーよりは高め
一般的な婚活パーティーは、割とライト層が多くなりやすい傾向があります。
しかしながら、この手の趣味をフックにした婚活パーティーは、その趣味を持った相手が希望という条件を元に集まる人たちのため、本気具合は多少上がっている傾向にあります。
そもそも特定の趣味や何かを好んでいく方は、結婚後にそういった趣味を辞めるようにといった制限を受けたくないという考えがある人が多いです。
そのため、無理に結婚しなくても…と考えていた方が、共通の趣味で出会えていい人がいるなら…と考えて参加するため、他のパーティーのように、とりあえず…や友人に誘われてといった参加者があまりいません。
もちろん、結婚相談所と比較すると本気度合いは少なくなりはしますが、一般的な婚活パーティーよりも、しっかり婚活の事を考えた層が一定数いると思っても大丈夫だと言えます。
ただし、これはデメリットにも書きますが、趣味を通じてのため、婚活がてら友活的な使い方をしている人もいるかもしれませんので注意も必要です。
趣味をフックにした婚活パーティーのデメリットとは
何においてもメリットだけではなくデメリットやマイナス面というのはどうしても存在します。
しっかりメリットとデメリットを把握して、自分に最適なものを選ぶように心がけましょう。
趣味の話ばかりに没頭しがち
趣味をフックにしてしまうと、本当によくある話ですが、この“趣味の話”しかしていないという事があります。
お互い、自分の大好きなテーマで集まっているわけですから、趣味の話は当然ながら多いに盛り上がります。
しかしながら、趣味の話にだけ没頭しすぎて、婚活パーティーという事をすっかり忘れてしまい、肝心の相手自身についての話題が聞けないことがよくあります。
特に、普段からあまり周りに公に言うのをためらっている方は、普段話せない、理解してもらえない分、より一層こういった場では溜まっていた鬱憤を晴らすかのごとく、趣味の会話ばかりをし続けてしまう傾向が強かったりします。
あくまでも共通の趣味を通じた婚活パーティーだという事を意識して参加しないといけません。
ただただ趣味の話だけをして、盛り上がって終わるというだけになりかねませんので注意が必要です。
自分の趣味が認められた事で相手を過大評価しやすい
誰しも自分の好きなものが、否定されず好きと言ってもらえると嬉しいものです。
共通の趣味で集まる婚活パーティーは、当然自分も相手もそのテーマに関する事が好きな人たちです。
その趣味の話をして否定される事はあまりありませんし、むしろ喜ばれたり、どちらかというと共感される事が多いです。
また、会話はその趣味の話などで盛り上がった後に自分や相手の話に入っていく会話の流れになりますから、どうしても自分の趣味を認めてくれたり理解してくれる相手への心証が良くなりがちです。
そのため、普段の会話なら特別なんとも思わないような「普通」と思うような事も、さすがこの人は趣味に理解あるだけでなく、そこまで考えているんだと思ってしまったり、趣味が同じだけでなく、さらに○○なのか!と過大に評価をしがちな傾向があります。
趣味の話は趣味の話、としっかり区切りができるようにしなければなりません。
本気度高い人もいるけれども趣味友に終わる事も多い
メリットの点で、一般的な婚活パーティーと違い、もう少し本気度が高い人がくるという点をあげました。
ですが、一方で、この趣味を共通の人で集まる婚活パーティーは、恋愛に発展せずに趣味友だち的な扱いのまま進むといった事もあり得ます。
一般的な婚活パーティーであれば、合わないと思ったら、基本的には二度と連絡を取りません。
ですが、趣味が共通なら、恋愛や結婚は無理だけとイベント時に一緒に行ったり、その趣味に対して話す事はありと考える人も一定数います。
特にそのテーマがニッチだったり、マニアックだったりすればするほど、今まで共通の趣味の知人がいなかったりする人も多く、恋愛や結婚相手としては無理だけど、趣味友になろう!といった考えになってしまう恐れがあります。
あくまでも婚活パーティーの一種だと考えて接していく必要があります。
行くまでどれくらい趣味のハマリ度かわからない
このテーマという形で集まる婚活パーティーですが、実際にはその知識量や熱量というのは参加してみなければわかりません。
例えば趣味がサッカー観戦というテーマであった場合、それが日本代表の試合が見るのが好きというくらいの人もいますし、Jリーグも見ている人、海外サッカーを見ている人など幅が広くなります。
同じように、アウトドアがテーマであっても、登山なのかキャンプなのか、色々な種類があります。
料理がテーマでも、イタリアなのかフレンチなのか、細かく挙げればきりがありません。
もちろんパーティー自体、もう少し細かく絞り込む可能性もありますし、パーティー側もある程度の参加者を集めなければ事業が成り立たないため、どこまで制限するか難しい舵取りとなっています。
そのため、非常にマニアックな人が多すぎた…といった場合や、逆に趣味というかただ好きでしかないレベルの人が多すぎた…といった悩みが発生してしまう可能性があります。
共通の趣味をテーマにした婚活パーティーが向く人とは
人は生きて行く際に何かに熱量を注ぐことが多くありますが、それが仕事の人もいれば家庭の事に注ぐ人もいますし、趣味という人もいます。
ですから、やはり趣味を大切にしている人には、こういった婚活パーティーは向いていると言えるのは間違いありません。
結婚後はずっと共に暮らしていくパートナーになるわけですから、自分の趣味や好きなものに理解がある人である方が良いに越した事はありません。
またその好きな事や趣味などが、特定のテーマであり、あまり一般的には好ましいと思われにくい場合や、公にしにくいといった場合なども、この手の婚活パーティーなら隠さず活動できるのでオススメです。
一般的な婚活の際には、当然そういった趣味の話がネックになったり、ハードルが高くなりがちですから、共通の趣味の人を最初から見付けた方がはるかに成功率が高くなります。
結婚後も趣味は我慢することなく続けていきたいといった方は、趣味に理解ある相手をやはり求めるでしょうから、そういった人に向いていると言えます。
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