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婚活における真面目な人の見極め方について
結婚相手に求める性格の一つに「真面目な人」というものがあります。
真面目という言葉に対するイメージは人それぞれですが、総じていい加減なところがなく、何事にも真剣な人間像が思い浮かぶことでしょう。
しかし、結婚に向いている真面目さは、必ずしも婚活市場で評価されるとは限りません。
結婚を恋愛の延長線上に考えている人にとっては、魅力的な男性・女性に映らないことも珍しくなく、目先の爽やかさ・人当たりの良さに心惹かれて失敗するケースは多いのです。
今回は、結婚するのにふさわしい、真の意味で「真面目な人」を、どうやって見極めるべきなのかについてご紹介します。
一般的に結婚に向いているとされる「真面目な人」とは?
まずは、社会全般で一般的に真面目とされる人、結婚に向いているとされる人の特徴について、以下に主なものをご紹介します。
これら全てを兼ね備えている人が必ずしも婚活で評価されるとは限らず、どれか一つだけでも該当していると、交際中は真面目な人と判断してしまうケースは少なくないようです。
優しさ・ひたむきさを持っている
交際相手だけでなく、自分と接する人々に常に優しく接することが、真面目な人の性格を表しています。また、仕事・プライベート問わず、とにかくやる気になって熱心に仕事に向き合う一面も、交際相手から評価される部分と考えられています。
ここでの「優しさ」とは、子どもや女性などの弱者に優しいということで、誰かが困っていれば手を差し伸べたいという気持ちが評価されるようです。
また、仕事に対する懸命さは、その人と過ごす将来を考えるファクターになります。
モラルが高く嘘がつけない
真面目な性格をしている人は、極力トラブルを避けようと考える性質があります。
よって、交通ルール・時間・約束のような、人との関係性を円滑にするのに守るべきことはきちんと守ります。
また、嘘をつくことは信頼関係を破壊する行為であると理解しているため、相手に何らかのダメージを与えるような嘘はつけません。
真面目な人は、仮に嘘をつこうとしても意思がどうしても顔に出てしまい、隠し事は苦手な人だという人が多いようです。
享楽的でない
相手のことを思いやって行動できる人・仕事に熱心な人であっても、休みの日にパーッとお金を使うような人は、真面目とは言えません。
趣味などはあっても、贅沢はせず将来に備えてお金を貯めておく・投資信託に回すなど、堅実な方法で資産を増やすことを考えるのが真面目な人の特徴です。
嗜好の面でも、無駄にお金を使うものは避け、お酒・タバコ・ギャンブルには一切手を付けないという人も少なくありません。このような異性と一緒に暮らしているなら、それだけでトラブルの種からは離れることができるでしょう。
交際の面では、海外旅行はせず近場の温泉旅館に泊まるといった、堅実な経済観念を持っている人が多く見られます。
もちろん、その感性が合うかどうかは考え方次第ですから、一概にケチとは言えませんし、ともに家庭を運営する結婚相手としては申し分ない特徴と言えるでしょう。
婚活では、真面目な人が必ずしも評価されるとは限らない
相手を思いやることができてモラルもあり、経済観念もしっかりしている。
それなのに、なぜか婚活では人気がない人も、少なからず存在します。
同じ「真面目さ」を持っているのに、婚活で成功する人と失敗する人の間には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
以下に、原因と考えられる主な要素をご紹介します。
異性ウケする真面目さ
男女ともに、異性ウケする真面目さというのは、いくつか共通点があるものです。
相手をどのように受け入れるのか、その方法が問われていると言えるでしょう。
清潔感がある
人間は、外部から受け取るおよそ9割の情報を視覚に頼っていると言われています。
つまり、内面の真面目さに目が行く前に、見た目の段階である程度判断しているものと考えられます。
必ずしもオシャレである必要はなく、自分に合った服を選ぶセンスがある、もしくは誰かに見立ててもらっているなど、見た目に配慮できる人が評価される傾向にあるようです。
聞き上手であること
真面目な人は、話を広げることが苦手かもしれません。
性格に遊びがない分、正論での話が続き、話し相手は疲れてしまうおそれがあります。
逆に、トークスキルに乏しいと自覚しており、トークセミナーなどに通って話術を学ぼうとする人が、いわゆる「モテる真面目な人」です。
そういう人は、おそらく聞き上手になることを意識してトークを組み立てる術を学んでいるはずですから、結果的に男女ともに人気が高まる傾向にあります。
仕事の話になると熱くなる
いわゆる愚痴ではなく、仕事の質問をされて熱く回答する人は、真面目な人の可能性大です。
例えば、旅行関係の仕事をしていて、どの国にはどのような観光名所・イベントがあるのかなどを旅行者目線で熱く語れる人には、多くの方が魅力を感じることでしょう。
もちろん、会社の商品を宣伝する目的ではなく、自分の体験として熱く語れる人が評価されるという意味です。
話を聞いた人は、きちんと仕事に取り組んでいるんだな、と感じるはずです。
異性ウケしない真面目さ
続いては、どちらかというと異性ウケしない真面目さについてご紹介します。
言い方は悪いですが「自分勝手」な印象につながってしまうと、内面が評価されない傾向にあるようです。
アドリブを許さない
真面目な人の中には、カツカツにスケジュールを立ててそれを消化することに喜びを感じている人がいます。
待ち合わせ場所・食事のタイミング・ホテル選びなど、デート一つとっても一事が万事その様子のため、相手が疲れてしまうことも。
たまのハプニングも笑って受け入れられる寛容さが、素敵な二人の関係を作ります。
あまりに四角四面な相手は、やはり敬遠されてしまうでしょう。
基本受け身
真面目な人は、相手の好意を確認してからアクションを起こす傾向があります。
自分の心の中から「好き!」という感情が生まれるケースは珍しく、基本的には相手の意向を確認しながら交際を進めていきます。
しかし、恋愛・結婚というのは、お互いに求めあう気持ちがなければ長続きしません。
時には、自分の気持ちを素直に伝えられる人の方が、関係が進展するでしょう。
何につけても断れない
真面目さと人の良さは、意外と性格の根の部分でつながっているものです。
誰かに頼まれごとをされると断れない人は、どうしても過密スケジュールになりがちです。
また、結婚相手として見たときに優柔不断な性格だと捉えられやすく、例えば親族・友人の保証人になってしまわないだろうかという不安もパートナーに感じさせます。
受け入れること、断ることを判断する軸を持っている真面目さが、結婚には求められるものと考えてよいでしょう。
客観的な意見を知ることが大切
職場や婚活でちょっと気になっている人がいる場合、周囲の評判もある程度確認しておいた方がよいでしょう。
自分は「何となく真面目そうだな」と感じていても、その真面目さが自分にとって受け入れられるものかどうかは分からないからです。
できるだけ自分以外の客観的な意見を集め、自分勝手に感じられるような雰囲気があるなら、事前に交際相手の候補から外した方が賢明です。
こういう人と結婚すべき!結婚に向く真面目さを備えている人
一見すると、周囲の目から見て真面目に見えない人は多いものです。
しかし、結婚生活が長く続いている人の多くは、普段から特段真面目さを感じさせるキャラクターではなくても、ここぞという時にはしっかりパートナーに真面目さをアピールしています。
意外と忘れがちなのが、真面目さとは誰に対しても必要なものではなく、自分や大事な人にこそ必要なものだということです。
自分勝手な真面目さではなく、誰かのために誠実であろうとする人が、結婚に向く真面目さを備えていることを理解しましょう。
言葉と行動が一致している人
口先三寸だけの人物かどうかを判断するには、言葉だけでなく行動・態度もチェックすることが大切です。
どんな場面においてもそうですが、言ってることとやってることが違うのは、信頼関係を大きく損ないます。
非常に分かりやすいのが、口では「愛してるよ」と言いながら、他の女性にも同じことを語る男性の姿です。
このような男性は女性からもれなく嫌われる対象となりますが、騙されてしまう女性も少なくないようです。
交際中に見分けやすいのは、デートの約束をキャンセルする理由です。
中身のない人は、そっちの方が面白そうだからという理由で友人との約束を優先したり、他の異性に気が移ったりして、簡単に約束をすっぽかします。
これに対して、言葉と行動が一致している人は、分かりやすい嘘をつくことを嫌います。
急な仕事を理由にデートを断る場合、何らかの形で埋め合わせできる方法を模索します。
断った後で今後を考える姿勢を打ち出す人は信用できますし、そういう人に限って「仕事終わってから会える?」などと次善策を用意しています。
自分の職場近くのお店を予約し、迷惑をかけたから今日は自分がおごるとスマートに言ってくれるような相手なら、誰でも心がぐらつくはずです。
「あなただけに優しい」人
真面目な人は、どのような場面でも、誰に対しても、丁寧な言動を心がけます。
店員さんへの配慮・家族との付き合い方など、普段の人との接し方から分かることは数多くあります。
しかし、あまりにも周囲に配慮し過ぎて、交際相手との関係も平等に考えてしまうような人であれば、残念ながら結婚には向かない性格かもしれません。
職場の女性からモテる人も同様で、当然それだけ潜在的なライバルも多いでしょうし、交際を続けるにも不安が残ります。
結婚における真面目さは、あくまでも「あなただけに優しい人」であれば事足りる話です。
他の誰よりも、配偶者になるあなたを優先してくれなければ、家庭を運営するのは難しいでしょう。
もちろん、仕事の人間関係を大事にしなければならないのは当然ですが、かと言って会社が社員を定年まで守ってくれるかと言えば、現代では決してそのようなことはありません。
現代では、リストラ・各種ハラスメント・賃金減少など、社員を取り巻く環境は決して安穏なものではありません。
そのような時、無条件に受け入れてくれる家族がいれば、また立ち上がることができます。
究極の選択を迫られたとき、他の誰を捨ててもあなたを大切にしてくれる人を探し出せれば、結婚生活は安泰となるでしょう。
素直な人
人間は、誰でも失敗するものです。
仕事・恋愛・趣味など、コミュニケーションや技術を必要とする場面では、失敗しながら取り組んでいかなければ成長は望めません。
成長できる人の多くは、相手からの指摘をできるだけ素直に受け入れることに長けています。また、総じてそのような人ほど「真面目な性格」だと評されることが多いようです。
交際している状況で分かりやすいのは、相手が何か間違えてしまった時です。
その際に「ごめん。間違えちゃった。」と素直に言える人なら、交際もスムーズに進みますし、今後の交際も発展しやすいはずです。
また、逆に自分が間違えてしまった時、相手がそれをおおらかな気持ちで許してくれるかどうかも判断基準となります。
お互いに許し合える関係が作れなければ、結婚生活は長く続かないでしょう。
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