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エリートばかりが集まる婚活パーティー。
実際に参加している人たちの職業・平均年収とは
エリートを擁する結婚相談所の存在はよく聞かれますが、それ相応の会費を求められるのがネックです。
その点、婚活パーティーであれば気軽に参加でき、結婚相談所に入会するよりもランニングコストを安く抑えられます。
参加者の職業・年収などが指定されているパーティーもあることから、場合によっては結婚相談所に入会することなく、理想の相手に出会える可能性もあります。
費用対効果を考えるなら、できる限り安く相手を見つけたいと考えるのは自然なことです。
しかし、一口にエリートと言っても、具体的なイメージが湧かないという方も多いのではないでしょうか。
自分が出会いたい相手は、そもそもエリートの部類に属するのか、自分が釣り合う相手になれるのかなど、不安に感じることも多いはずです。
この記事では、そのような不安を抱える女性向けに、婚活におけるエリート像を洗い出し、そのような男性に好かれるためにどうすべきなのかをご紹介しています。
エリートが集まる婚活パーティーに参加するなら、自分がどんな人に憧れを抱いているのか、まずはイメージを整理してみましょう。
そもそも、婚活におけるエリートって、どこからどこまでを指す?
エリートとは、社会的には「特に優秀とされ指導的な役割を担う人間・集団」のことを指します。
これを婚活に当てはめると、いくつかの面で優秀と評価される点が浮かび上がってきます。
以下に挙げる要素の全てを兼ね備えている人をエリートと呼ぶのか、あるいはいずれかの要素を備えている人をエリートと呼ぶのかは、人それぞれで考え方が異なるでしょう。
しかし、婚活市場でプラスに評価される要素であることに違いはなく、覚えておいて損はありません。
年収・貯蓄エリート
エリートかそうでないかを分ける一つの基準になっているのは、やはり年収や貯蓄です。
数字を公表している分、参加する側のメリットが分かりやすく、他者との違いを明確にできるのが特徴です。
変わったところでは、現在住んでいるお部屋の家賃を指定している婚活パーティーもあり、家賃20万円以上といった条件が紹介されています。
こちらも、他の要素と組み合わせて参加条件に組み込まれることが多く、とにかく年収だけ高ければいいという考え方はなかなか受け入れられないようです。
多くの場合、年収だけが高いという理由だけでは参加できない仕組みになっていて、職業や学歴をセットにして募集要項が設けられています。
ただし、学歴にとらわれないパーティーもありますから、選ぶ側にとって余地のある企画もあります。
職業エリート
エリートかそうでないかを分ける意味では、もっとも分かりやすい部類の要素です。
ライトな区分では、大手企業・外資企業に勤めている人や、公務員などが該当します。
よりハイクラスになると、企業経営者や医師などが対象となり、その分年収も大きくなります。
年収だけで判断する場合、女性からすると男性の側がどんな仕事をしているかイメージできないため、その意味では分かりやすい基準と言えるかもしれません。
交際にあたってのハードルも高く、医師などは特異な家族関係・交友関係があるため、一般人にとって敷居が高く感じられる部分はあるでしょう。
それだけに、交際を決める側にも教養と覚悟が求められます。
容姿・性格エリート
結婚相手を容姿だけで選ぶ人はほとんどいませんが、やはり自分の望むレベルの容姿でなければ結婚できないと考える人は、一定数存在しています。
婚活パーティー運営会社の中には、一定以上の容姿を課しているところは珍しくなく、高身長などの条件を求めているパーティーなどもあります。
逆に、性格の面で「穏やかさ」や「優しさ」を必須条件としたものもあり、婚姻歴ありでもOKという異性が集まるパーティーなども見られます。
ほとんどの場合、容姿・性格に加えて年収等も要件に含まれることが多いものの、外面・内面も決して無視できない要素となっているようです。
年収に絞った場合のエリート観
続いては、婚活でエリート狙いの場合に話題・選考基準となる要素について、もう少し深く掘り下げていきましょう。
具体的な年収の額や学歴など、より細かい部分を紐解いていきます。
年収500万円以上が一つの基準だが、実質最低ラインは600万円以上
婚活パーティーで求められる高年収の基準は、年々下がってきている印象を受けます。
年収500万円・550万円といった条件でも、高年収の対象となるケースは増えてきています。
しかし、高年収の最低ラインを600万円以上と定めている人も根強く、実質的な最低ラインは下がっていないものと推察されます。
事実、国税庁が調査している平成29年度の「民間給与実態統計調査結果」を見る限り、年収600万円以下の層のパーセンテージは、10年間ほぼ横ばいという結果になっています。
婚活に参加する人のニーズを踏まえ、業者としても多少高年収の枠を緩くしてはいるものの、実質的には変動がないものと考えられます。
とはいえ、参加者が500万円代でも高収入だと感じるのなら、パーティーに参加するメリットは十分あるはずです。
平均年収としては、600~1,000万円を想定しておく
婚活パーティーのレベルで求められる高年収の平均としては、600~1,000万円のラインが一つの基準です。
男性の募集条件を600万円以上とする婚活パーティーは多いですし、逆に1,000万円を超える金額を条件とするものは多くは見かけません。
超ハイクラスな結婚相談所への入会の場合は、1,000万円どころか2,000万円以上の年収の男性がいるケースもあるようですが、ごくごく稀な例と考えておいた方がよいでしょう。
プラスアルファで学歴を求めるケースもある
収入面でのエリートが集まる婚活パーティーでは、単純に収入だけが問われるケースもあれば、それに付随する形で一定の学歴(大卒など)を求められるケースもあります。
相対的に見て、中卒・高卒と比較すると、大卒は給与面で優遇される傾向にあるため、単純に学歴による差別とは言い切れないところです。
ただし、大卒の中でも「参加者が卒業した大学」ごとに分けるケースもあり、仮に条件の中で具体的な大学名が出ていなかったとしても、参加者に吟味されている部分は否めません。
年収の裏にある本人の経歴にも、参加者が敏感になっていることの表れと言えるでしょう。
経歴詐称をする参加者もいる
婚活パーティーは、結婚相談所の入会基準と比較すると、一部基準が緩いところもあります。
経歴については、プロフィールカードに嘘偽りなく書かなければなりませんが、人によっては相手に与える印象を気にして嘘を書く場合があります。
気持ちは分からないわけでもありませんが、嘘がいつかバレることは、数多くの人が証明しています。
記者会見等で、嘘が露見した有名人の報道をテレビで見ることは多いものです。
婚活パーティーでもそれは同様で、年収や年齢をごまかしたまま交際を続けると、それがバレたときが縁の切れ目になります。
いくら人柄がよくても、最初の段階で嘘をつかれた相手を信じることはできないのが人情ですから、交際を長く続けていればいるほど強いショックを受けてしまいます。
中には悪質なものもあり、会社員なのに公務員と書いたり、年齢を5歳ほどサバ読みしたりする参加者もいます。
エリートという言葉を額面通り受け取るだけでなく、参加者のプロフィールに違和感がないかどうか、逐一確認することが大切です。
高年収男性に選ばれるために必要なこと
職業問わず、高年収の男性に選ばれるためには、男性が持つプライドを嫌味のないようにくすぐることが重要です。
ささいなこと・あなたにとってあまり意味が分からないことでも、詳しく質問して褒めて欲しいと男性は思っています。
婚活パーティーでは、極力あなたから一方的に話すことは避け、とにかく相手を知りたいという気持ちをアピールしましょう。
また、意識してゆっくりと話をすることで、男性は自分のペースで話を進めることができるので安心します。
「あなたといると楽しい、心が安らぐ」
意中の男性に、そう思われる女性になりましょう。
職業に絞った場合のエリート観
エリートの集まる婚活パーティーという意味では、年収と同じくらい職業が重要視されます。
特に「高収入かつ安定した収入」という点がポイントとなります。
エリートが集まるパーティーでなくとも、職業の最低条件として「安定した職業の人」を挙げているパーティーが見られます。
日本人の安定志向は、婚活でも健在のようです。
スタートがそもそも高学歴・高収入
エリート向け婚活パーティーは、男性側のスタートが、そもそも高学歴・高収入というところから始まっています。
「一流企業or公務員のエリート男子☆婚活女子」のような題名がつけられたパーティーは多く、人格・収入以前に職業で仕分けられていることも珍しくありません。
相対的に、男性の方が女性よりも参加年齢の上限が高く設定されており、20代前半から参加できるケースはほとんど見られません。
参加を決める前の段階から、厳しめの選考基準を超えなければならないことが分かります。
年収重視の婚活パーティーとの違いを挙げると、高年収の場合、何らかの形で職業・学歴などとワンセットになっていることが多く、年収だけで参加条件を満たせるケースは目立ちませんでした。
これに対し、職業限定の場合、年収にはこだわらないパーティーも多く見られ、業者側も「この職業なら間違いなく人気がある」と踏んで企画を組んでいることが分かります。
多くの場合はハイクラス企業の正社員や公務員
婚活中の女性に人気がある男性の職業としては、やはり「安定性・高収入」が見込めるものになります。
多くの場合、国内では一流大手企業・外資系企業・公務員などがその地位を占めます。
大企業に勤めている人の場合、学歴では大卒が基本になります。
しかし、公務員の場合は高卒でもそれ相応の給与が期待できる職種もあり、一概に学歴だけで判断できない部分があります。
選考基準でも、「年収550万円以上or公務員or大卒・院卒で安定した職業」などという条件を設けているパーティーは多く、公務員が別格扱いされているケースもあります。
職業によって評価に多少の差異はあるものの、経営母体が巨大な大企業・親方日の丸の公務員であれば、自分の将来を委ねるのに十分な相手と判断できることは想像に難くありません。
経営者・医師・弁護士などは一段上
よりハイクラスのエリート層が集まるパーティーでは、さらに一段上の職業が条件となります。
具体的には、会社経営者・医師・弁護士などです。
薬剤師・航空整備士・税理士・会計士など、専門職・各種士業も人気があります。
一見すると、それだけで男性にとっては売り手市場に思えるものですが、婚活パーティーの場合は他に細かく条件が定められているケースも珍しくありません。
中には、身長は175cm以上・趣味はサブカルと、かなり絞った条件も見られます。
変わったところでは、オシャレ・筋肉質・告白回数・ダンディーさなど、男らしさや恋愛経験を必須とするパーティーもあり、単純に年収・職業だけでは交際に発展しないことを危惧しての条件設定も目立ちます。
事実、医師の婚活の現場では、いわゆる「売れ残り」の男性が似たようなパーティーに繰り返し参加しており、結果的に新しい参加者が見つからないというケースもあるため、それを防ぐための条件設定だと考えられます。
ハイレベル職の男性に選ばれるために必要なこと
全てのエリート男性に言える話ではありませんが、高いレベルでの成功を収めた人は、一般人とは異なる考え方・感性を持っていることが多いものです。
そのため、どうしても性格などの面で相性に恵まれない人も少なくありません。
パーティーの運営者側もそのことに気付いており、もはや単純に職業だけで相手を選ぶ女性はいないものと考えられます。
今後は、一段上の職業だからこそ、一段上の趣味・人格・条件を備えている人を求める傾向が、より強まるものと推察されます。
しかし、それは女性も同様であり、どれだけ男性の立場を理解してあげられるかが求められます。
普段の仕事で疲弊した心を、女性に癒して欲しいと考えている男性は多いため、自分が何をどれだけ相手に与えられるのか、逆算して交際相手を選ばなければなりません。
医師を例にとると、長時間の手術を終えて帰宅した夫に「買い物に連れて行って欲しい」などと話す妻が論外であることは、言うまでもないでしょう。
当たり前の常識と、相手を最優先できる心構えを身に付けたいところです。
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