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婚活・妊活で年齢の壁を感じるのは38歳から?
こんなはずじゃ…とならないために知っておこう
婚活や妊活をしている女性の間で、まことしやかに言われているのが「38歳」の壁です。
全ての人に当てはまることではありませんが、38歳以降になると、婚活や妊活に支障をきたしやすいというものです。
実際のところ、38歳という年齢には、何か具体的な根拠があるのでしょうか。
今回は、婚活・妊活に取り組む38歳の女性を取り巻く環境について調べてみました。
なぜ、婚活は38歳が壁になってしまうのか
そもそも、どうして婚活は38歳が壁になると言われるようになったのでしょうか。
38歳を迎えた全員に当てはまる話ではありませんが、やはり婚活市場におけるニーズがそれほど多くないというのが理由のようです。
婚活パーティーに参加できない
婚活における大切な出会いの場の一つに「婚活パーティー」があります。
大手が運営している場合、こちらには年齢制限が設けられていることが多く、例えば「29歳以下」「35歳まで」といったように、あらかじめ上限が決められています。
もちろん、これは女性だけでなく男性にも言えることなのですが、男性の方がやや年齢制限が高めに設定されています。
そして、女性の場合は38歳という年齢を迎えると、参加できるパーティー自体が見つからないケースが出てくるのです。
出会いが欲しくても、その最初の段階でハネられてしまうというのは、とても寂しい気持ちになりますよね。
子どもが欲しい男性は若い女性を選ぶ傾向がある
参加できるパーティーが見つかったり、お目当ての男性にプロフィール情報を送ったりしても、そこから関係が発展するかどうかが問題です。
これが「恋愛」であれば可能性もある話だと思いますが、実際のところ婚活に求めるのは「結婚」であって、やはり結婚後の生活を想定して男性も相手を選びます。
さまざまなアンケート情報をまとめて公開している「何でも調査団」が行った「恋愛・結婚についてのアンケート・ランキング」によると、男性は年上の女性より、年下の女性を選ぶ傾向にあります。
また、女性の側も年下の男性より、年上の男性を選ぶ傾向が見られます。
これは、人間的魅力を求めた結果というよりも、結婚後に子どもを作ることなどを想定した結果そうなっているものと考えられます。
結婚に対するネガティブな情報が増えてくる
インターネット上で見られる匿名の相談サイトでは、38歳を迎えた年齢での婚活につき、厳しい意見がちらほらと見られます。
匿名ということもあってか、遠慮のない意見が書き込まれているのを見て、婚活に怖気づいてしまうケースも珍しくありません。
しかし、全ての意見が批判的かと言えばそうではなく、38歳を超えてから結婚できた人の報告も少なくありません。
「条件を大幅に譲歩したけど、相手の弱点を自分がカバーする覚悟を決めて結婚した」という意見も。
少なくとも、年齢だけで結婚をあきらめる必要はないと言えそうです。
妊活の面でも年齢が高くなるほど不利になる
結婚の場合は一概には言えない38歳の壁ですが、妊活となってくると、身体のコンディションの都合上、どうしても限界はあるようです。
結婚する場合は、妊娠できる可能性も含め、一緒になってライフプランを考えてくれる相手を選べるかどうかが大切だと言えるでしょう。
30代前半と後半とでは、子どもが無事生まれてくる確率は半分にまで下がる
30代の妊娠は、20代の妊娠に比べると妊娠できる確率が低くなります。
さらに、30代前半と後半とでも、妊娠率・出産率には大きな隔たりがあります。
日本産科婦人科学会のある調査によると、子どもが無事生まれてくる確率は、30代前半で20%程度なのに対し、30代後半になると10%を下回る水準になることが分かっています。
この傾向は、特段現代で顕著というわけではなく、数世紀前にまでさかのぼっても同様のため、やはり年齢が若いほど妊娠しやすいという傾向に変わりはないようです。
妊娠できてからも体力的にキツくなる
めでたく妊娠してからも、30代後半の女性はケアすべきことが20代のころより多くなります。
30代後半での妊娠はいわゆる「高齢出産」の年齢にあたり、経験者が周りにいるというメリットがある反面、体力的な面ではやはり不安を感じるケースも少なくありません。
昼夜問わず行う授乳・子どもと荷物を抱えて階段をのぼる・公共交通機関で子どもを連れて移動するなど、体力勝負になる中で心身が疲労にさいなまれてしまうケースも。
とはいえ、まったく不可能というわけではない
それでは、やはり30代後半・38歳以上の結婚・妊娠は、身体的な面からもあきらめた方が良いのでしょうか。
もちろん、それはあくまでも一つの意見に過ぎず、38歳を過ぎてから結婚・妊娠に至った人も少なくありません。
結婚について言えば、40代前半以上をターゲットにした結婚相談所もあるため、条件を厳選すれば相手が見つかる可能性も十分あります。
妊娠時の不安や、出産後に子どもの体力に付いていけなくなるという不安などは、経済力を身に付けていれば「お金」である程度解決できますし、地方ならご近所付き合いの協力体制で解決できることもあります。
ベビーシッターの助けを借りたり、保育園に子どもを預けたりするという方法で、自分の手に余る場面に遭遇したとしても、その都度人の助けを借りながら対応することが可能です。
問題は、自分に何ができて、他者に何を頼るべきなのか、しっかり優先順位をつけることです。
「できない」からイメージせずに、自分に「できる」ことから始める姿勢が、38歳という年齢を迎えた方には求められると言えます。
婚活・妊活において38歳を迎えていない人ができること
この記事をお読みの方の中には、38歳にはなっていないけど、あと数年でその年齢になってしまうという方もいるはずです。
現段階で38歳未満の方が婚活・妊活に備えるためには、具体的にどのようなことができるのかをまとめてみました。
将来自分がどうなっていたいかを想像しよう
婚活についておぼろげに考えてはいたけど、実際に行動するまでには至っていなかったという方は、自分が結婚することで将来どうなりたいのか、あらためて想像してみましょう。
具体的には、自分はどんな人と結婚したいのかについて「絶対に譲れない条件」を考えてみることをオススメします。
一つの条件を掘り下げてみると、その中には自分が思ってもみなかった人間像が隠れているものです。
年収がどうしても譲れないなら、高年収の相手を選んだことに伴うデメリットもイメージしてみましょう。
場合によっては夫が忙しくて家に帰れないこともあると思います。
その間、長時間一人でいても寂しくないかや、子どもにかかりっきりになっても大丈夫かどうかをイメージしてみます。
その結果、やっぱりつらいということであれば、再度理想の相手を考え直す必要があるでしょう。
結婚相談所に登録するとしても、30代前半であればマッチングする相手もまだまだ見つけやすいですし、結婚相手に譲歩する必要性も少ないことの方が多いです。
譲れない条件に関しては、自分が納得できる相手を見つけられるよう努力したいものです。
周囲に相手を探していることをアピールしよう
昭和の時代は、結婚適齢期になると比較的相手を探し求めやすかった傾向にあります。
男女ともに「結婚する」という意識が強かったことも理由に挙げられますが、周囲が世話を焼いてくれたり、ちょっとしたきっかけで恋愛に発展したりすることも珍しくなかったのです。
しかし現代では、交際相手を探していることをアピールしないと、合コン一つとってもなかなか声をかけてもらえませんし、社内で気になる人がいても、その後の関係性の構築が面倒だという理由で声をかけないことが普通になりつつあります。
友だち付き合いであっても、家族との間であっても、自分が結婚相手を真剣に探していることを積極的に伝えておき、できるだけ出会いの場を増やす努力をしましょう。
正しい妊娠に関する知識を取得しよう
これは日本の性教育にも少なからず改善の余地がある話かもしれませんが、既存の性教育は「望まない妊娠」や「性感染症を避ける」ことを目的としてカリキュラムが組まれています。
もちろん、そういった情報をしっかり学ぶことも大切です。
しかし、性教育というからには、本来教わる必要があった情報の中に、
- どうすれば妊娠できるか
- 妊娠するのに適した年齢とは
- 妊娠は実際のところ何歳まで可能なのか
といった内容も含まれているのが、本来の姿だと思います。
「健康な30歳の女性が性交渉をもった場合に、ひと月で妊娠する確率」について、きちんと理解している人はそれほど多くありません。
本気で婚活・妊活をするのなら、少しでも確率を上げるため、データを押さえたうえで行動しましょう。
婚活・妊活において38歳を迎えてしまったことができること
ここまでお読みいただいた段階で、38歳を迎えている女性が婚活・妊活に臨むことは、決して簡単な話ではないことはお分かりいただけたと思います。
しかし、自分の中にある思い込みや条件を見直すことで、ハードルはその分低くなりますから、その点は安心してください。
まずは結婚相談所を利用しよう
現段階で、結婚に関するサービスを全く利用していないのであれば、まずは結婚相談所を利用するのが近道です。
38歳という年齢を考えると、友人や家族に独身の相手を紹介してもらうというのは、あまり現実的ではありません。
友人が既に家庭を持っていて、どちらかというとママ友との関係構築に忙しいというケースも十分考えられます。
また、家族に相談すると、今度は家族の方がかえって真剣になってしまい、自分は乗り気でない相手を紹介されてしまう可能性もあります。
よって、結婚相談所やマッチングアプリといった、第三者が結婚に関わってくれる環境を頼るのが現実的です。
自分が相手を支える気持ちを持つことを意識しよう
38歳という年齢で婚活に臨む場合、年代や容姿・年収などを選り好みしていると、なかなかお相手に巡り合えないものです。
しかし、結婚相談所のカップルインタビューなどを見てみると、年齢差があってもゴールインできたカップルは一定数存在しています。
相手を見つける場合、こういった年齢差があるカップルのエピソードに学べる点は多いです。
男性が年上・女性が年下だったり、同じ年代だったりというケースが多いですが、中には男性が年下だというケースも見つかります。
そのような場合、女性側が包容力のあるコメントを残しているカップルが目立ちます。
「年齢や仕事・顔や見た目は全く関係ありません。一度会うことから始めてください。」
このようなコメントを残せるくらい、相手をフラットに見られるかどうかが、38歳からの婚活には大切です。
妊活はプロのサポートを受けよう
晴れてカップルとなってから、すぐ妊活に励むつもりの方は、きちんとプロのサポートを受けましょう。
年齢を重ねてから第一子を出産する場合、20代に比べると努力を必要とすることが多いのです。
好例の一つとして、女優の永作博美さんのケースをご紹介しましょう。
永作さんは、39歳のときに第一子を出産し、42歳で第二子を出産しています。
しかし、第一子の妊娠の前に流産を二度経験し、医師からは不育症のおそれがあるという診断を受けたこともあるそうです。
永作さんはここであきらめず、冷え性を解消するために入浴や食事に気を付けて、体質改善の努力を続けたそうです。
安産祈願のお参りを夫婦でするなど、仲睦まじい様子も報じられました。
高齢出産は、夫婦の絆が試されるイベントでもあります。
母子ともに健康であるためにも、必ずプロと一緒に活動することを忘れずに、二人だけで悩まないように心がけましょう。
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